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ひたすらイルーゾォと医薬品 HUOMIO!注意:吐きます・死にます・病気になります
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ジョジョが見つからないので目的地を病院にシフト!
とりあえずガイドブックについてる地図で適当な病院を探します。
どうもトラステヴェレの島っぽいところにでかい病院があるようです。
だって島っぽいところまるまる病院の表示になってるもん。
それは大きいだろう。それにトラステヴェレ行ってみたいし…
しかし問題がひとつ、トラステヴェレ地区には駅がないのです。
つまりバスなどを乗り継いで行かなければいけない。
そんなわけで勘に頼って乗り継いでいたら

…なぜかコロッセオの前にいました。
昼間のコロッセオは人が多いので夜のほうがおすすめです。
いやそんなこと言ってる場合じゃあない、病院探さないと。
この時点ですっかりトラステヴェレに行く気がなくなっていたので
コロッセオのすぐそばにあるでかい病院に目的変更!
あれ?ここってもしや場所的にグリーンディの攻撃受けた一般人が
運び込まれたりした?地下鉄サリン事件なみの大混乱だったろうなあ。
いきなり腕や足が崩れて消えた人がいっぱい…
触らなくても感染するぶんサリンより怖いわ…

コロッセオの横の道路を抜けて歩いていくと
人通りの少ない石造りの一本道に出ます。なんだか昔の村みたい。
横の高い壁さえなければ町が見下ろせるのに…!
なかったらおそらく清水の舞台みたいな名所になると思います。
この辺は歩くだけでも建物がきれいで住みたくなりますね。
窓から顔出して携帯で話すマダムだとか
ちらっと見えた本でいっぱいの部屋とか…掃除しろ。
あと、天井が日本の物と比べてかなり高いので開放感があります。
建物自体が外装も内装もおしゃれですし。
外は卵色の壁にモスグリーンの窓枠、
中は漆喰を塗ったような白い壁にアーチ型の出入り口。
日本のアパートのなんと貧しいことよ…
イタリアにも知らないだけでぼろっちい家はあるんでしょうが
これじゃあ日本の家がウサギ小屋と言われても仕方ないよなあ。

そこらへんの建物の脇に
病院で行われる講演会のお知らせっぽいポスターが貼ってあったので
適当に歩くとなんとなく病院っぽい建物が見えてきたので入ると
やはり病院でした。
AZIENDA OSPEDALIERA COMPLESSO OSPEDALIERO
SAN GIOVANNI-ADDOLORATA
 と書いてあります。
たぶん病院の名前だと思う。
ロビーは普通の日本の市立病院のような感じで
各診療科が何階にあるか書いてある看板とかあったので
やたら質素な病院ばかり見てきた後だと故郷に帰ってきた気分です。
しかも一応英語表記があるよ!
産婦人科で妊婦さんを遠くから見たりしていたのですが
入れないのはつまらないので薬局に行きます。
外付けの廊下に出てこっちに歩く…って廊下長ーッ!
無機質な灰色とガラスの通路がどこまでも長く延びています。
ちょっとした秘密基地みたいでわくわくするな!
なぜかこの廊下の途中に食堂があります。遠くないか?
人がいないのをいいことに写真ばしゃばしゃ撮って階段を上がると
…薬局閉まってるじゃあねーかッ!
土曜日は午前中だけの営業でした…もうお昼過ぎてる…

しゃーないので救急外来に行きます。行く。
もちろん入れないんだけど必死で背伸びして中をのぞくと
なるほどERなんかのドラマで見るような内装です。
そこから1階ずつ階段を上がっては
窓の外から写真を撮ろうとしてガラスに阻まれたり
自販機でジュースを買う医者を見て
「チョコ先生もこうやって買い物するのかなあ」と想像したりしつつ
めぼしい診療科を探していると
外傷治療と思わしき部署が人いなさそうなので突撃。
各病棟にマリア様の像があるお祈りコーナーが設置されてるのはお国柄か。
空き部屋とか器具を乗せる台とかを撮ります。
さすがに人がいる場所は撮影できないので
部屋の前で電話してるおじいちゃんが去るのを待ったりしてね…
廊下で折れた足乗っける器具付きのベッドを撮ってたら医者が来て
「なにしてるの?え、ベッド撮ってるの?なんでベッド?」
と不思議そうに尋ねてきたので
怪しい英語とイタリア語まぜこぜで「好きだから」と返しておいたw

病室は壁がシンプルかつカラフルな色で塗られていてしゃれた雰囲気。
日本のアパートよりきれいなんじゃあないか?
廊下も簡素だけど殺風景ではないんです。
日本の病院も見習ってほしいものです。

そして病室を出て階段でぼんやりしていたら
突然イタリア人医師の集団が話しかけてきた!
え?もしかしてなんかまずいことした!?
イタリア語がわからんから焦る焦る。
名前を聞かれたので適当な日本人名を答えると
こっちに来いと手招きされました。
…もしや病院のベッドを撮影したのがイタリアの法に触れるとか?
逮捕は嫌だァァァァ!助けてジャイロ!
しかし付いていくとそこは別の病室で日本人らしき人がいらっしゃる。
どうやらこの人のお見舞いに来たと勘違いされただけのようです。
よかったー…
もちろん人違いだと言って帰りましたよ。
今回の旅行でいちばん焦った瞬間でした。
あっ悪いことはしてませんよ!してませんよ…

売店はやはりタバッキ形式です。スタバみたいな感じ?
サンドイッチとか飲み物とかお菓子を売ってて
中のテーブルに勝手に座って食べる。
パジャマのおじいさんとか杖付いた人でにぎわっています。
うろついてると知らない男がやってきて
「なんか食べるもの買うから2ユーロくれ!」と言ってきました。無視。
それでもしつこくねだってきます。やらん。
2ユーロってお菓子2つ買えるじゃあないか。もったいないもったいない。
男の子が買ってたnutellaの関連商品らしきもの(2,50ユーロ)
がおいしそうなので、それと10セントのガム購入。
でかいパッケージのふたをはがすと
中に棒ビスケットとnutellaと レモンティー が入っています。
最初読み間違いかと思いましたよ。レモンティーだもん。
ストローが付いててティー部分を覆ってる銀紙にブッ刺すと飲めます。
日本でいうところのヤンヤンつけボーですね。
セッコがこれ1人占めしてかじってたら可愛いじゃあないか。
ヤンヤンよりチョコたっぷりでリッチな気分。しかもクリームおいしい。
もう日本はヤンヤンつけボーを廃止してこれを売ってください。

外に出て救急車を見たり看板を見たりしてから
別の建物に入るとそこも病院。
というか教会?礼拝堂のような部屋があるし…
なんだかよくわからないけどここも一応病院らしい。

さて、次に行ったのはCoinというデパートみたいなお店です。
服とか化粧品、家具、文房具なんかを売っている
若い女性向けの場所です。たぶん。
そのぶんお値段もちょっと高め。高いといっても日本と同じくらいだけどね。
Made in Japanの和紙テープだとか
19ユーロのふろしきも売ってました。自分で作ったほうが安いやん。
シャネルのネイル可愛い…でも高くて買えない…
それと子供用のスカートですっごく可愛いのがあったんです。
北欧的なデザインの布をはぎ合わせたやつ。サイズおおむねぴったり。
これも高い。54ユーロだよ。
まあ服としては妥当な値段なんですが
普段500円のTシャツなどを着ているのでものすごく高く感じるんですね。
結局マニキュア1個買って帰りましたが
これを服用のでかい紙袋に入れて渡すのがすごいイタリア的w
それと文房具コーナーのためし書きに
「LE BIZZARRE AVVENTURE DI JOJO」って書いたのは私ですw

帰りに目に付いた本屋に入ったら
Basket Caseって書いてあるエミリーちゃんのノートあったから買っちゃったよ。
ええGreen Day好きです。
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イタリア旅行日記、だいぶ間があいちゃったもんで
細かい記憶があやふやになり手帳を参照しながら書いてるので
速度がだいぶのろくなってます。
この手帳がまた余計なことばっかり書いてあるwww
以下抜粋:

イタリア人の謝り方バリエーション
電車とかでよく聞く
・scusi
・scusa
・scusami
・scusate
・permesso

ジェラートがうますぎてそればかり食べていたら
栄養失調で入院するメローネ

イルーゾォは日本の人だったら絶対お箸の持ち方がまずい
セッコは教育をあきらめられているので
フォークを持っているだけでほめられる(手づかみじゃあないから)


あとはうろ覚えのナランチャとかメタリカエコバッグなどの
意味不明な絵が描いてあります。
最初のほうは機内がよっぽどヒマだったらしく
セッコの中の人だの飛行機酔いのイルーゾォだの好き勝手です。
フィンエアー備え付けの袋を見ながら
「ああイルーゾォはこの袋を1人で3枚は使うわ…」などと考えつつ
機内サービスでいちばん高そうなコーラを何度も頼んだなあ。
実際に高いかどうかは知らん。
個人的にはレッドブルを出してほしいですね。あれはうまい。

暗殺チームがなんらかの間違いで国際線に乗ったら
「コーク!コークプリーズ!」の大合唱ですね。そんで吹き出した泡にびびる。
メローネが持ち込んだメントスをぶち込んでさらに混乱を加速させ、
ペッシが泡におののいて兄貴に一喝されて、
ギアッチョがあふれた泡を凍らせてなんとかしようとしている後ろで
イルーゾォがコーラにむせて吐く。そんな光景。
その後始末をしているリーダーの前でホルマジオが機内誌をめくり
まったくわからないフィンランド語をどう読むか推測しようとして挫折する。
ソルベとジェラートは観光する気満々でガイドブック見ながら印つけてる。

泊まったホテルでは備え付けのアメニティどころか
お皿にフォーク、そして持って帰れない毛布や枕もきれいさっぱり頂いて帰る。
ひょっとしたらベッドもなくなってるかもしれない。
もうリトルフィートをくだらねーなんて言わせないぞ!

帰ってからベッドを戻してみたら大きすぎて部屋に入らなかった、というオチで。
リサイクルショップで売って一回り小さいやつ買えばいいのに
無理やり押し込んで壁がコントみたいにバァーーーーン!!って倒れる。
ギアッチョが作った氷の家にでも住むしかないな…
かえってロマンチックでクリスマスなんかいいかもしれませんね。
男9人だけど。
この日の夢:セッコが異様に上手くフルートを吹いている

さて、昨日に引き続き今日もジョジョを探してローマをうろつきます。
今日行くのはVia Spalato 43、最寄り駅はFS線Nomentanaです。
電車は田舎のローカル線のごとく本数が少ないので
バスで行くことにしました。
で、このバスなんですが
次はどこです、などの放送は一切なし。
車内の電光掲示板にも行き先の表記なし。
停留所にも次はなんなのか書いてない。
よって勘と記憶だけで目指す停留所にたどり着かなくてはなりません。
人がいっぱい降りるところはたいてい駅のそばですから
帰りは適当に降りればいいんですが、行きがわからん!
窓の外を見ているとNomentanaとかいう表記が見えた気がしたので
たぶんここだろうと思い降りてみたら

・・・広い!広いよ!
通りなんてチャチなもんじゃあねえ、これは道路だッ!
イタリアの通りってしょぼい裏道みたいなやつから
4車線あるでっかい道路までぜんぶひっくるめてVia呼ばわりなんだな…
立っててもしょうがないのでそれっぽい方向に歩いていきます。勘で。
するとなにやら国立公園を小さくしたような公園が見えてきました。

やたら植物が生えてる散策にうってつけな空間の先に
こじんまりした2階建ての建物が見えます。
入ってみるとどうも図書館のようです。
Villa Leopardiというところらしいけど
公園の名前か図書館の名前かはわかりませんw
2階は児童書コーナーになっていて
幼女が数人戯れながら本を選んでます。可愛い・・・!
そばにいた赤ちゃんに年はいくつか聞いたら1歳だと。
1歳ってこんな大きさだったっけ?なんにせよ可愛い・・・!
洋書を見ているときにありがちなんですが
首が痛くなるんですよね。タイトルが横書きだから。
慣れてないから横向きに見ないとタイトルが読めないんですよ。
首を傾けてじーっと背表紙を見ている様子は
かなり滑稽だったことでしょう…
2階にはテラスがあり、そこで本を読んだりできます。
眺めはいいし爽やかな風が吹き込んでくるし
晴れた日にここでサンドイッチを食べたらさぞおいしいだろうなあ。
飲食禁止だろうけど。

首が痛くなったので外に出ると
奥のほうに普通の公園っぽい場所が広がっていました。
でかい犬がいたのでちょっとからかってやろうと
「うぅぅぅぅぅううぅうぅぅ・・・」と唸ってみたら
本気で怒ったらしくうなり返してきた上に追いかけてきました。怖かった。
グヨグヨ揺れるやつ(動物の形ではない)に乗ってグヨグヨしていたら
イタリア人に養豚場の(ry目で見られたような気がしますが
二度と会うこともないであろう人々なのでまあいいや。
ここは静かで空気がおいしくてとてもいいところです。
木陰では上品そうな婦人が本を読んでいるし
幼女は楽しそうにブランコこいでるし
ほんと、休日にお弁当持ってきたら楽しそうなところ。
近所にこういう公園できないかなー・・・

公園を出て歩きます。
・・・いくら行っても行ってもNomentanaなんだけど!長い!
途中でマンガとベネトンの赤ちゃん用コート(帰ってから知人に取られた)拾っちゃったよ。
あまりに長すぎて不安になってきたので近くのイタリア人に道を聞くと
いま歩いてる方向で合ってると言います。
目的地は信号2つ越えたところ、だそうですがこの信号が遠すぎて見えない。
ずーっと歩いてようやくStarShopに着きました。Nometana縮め。
しかしここにもジョジョはなかった・・・
店の兄ちゃんは親切にも近くにあるマンガ専門店を教えてくれましたが
こっちにもジョジョはないです。というか4部までとSBRしかないです。
しょうがないので地図で適当な病院を探して遊びに行くことにしたのでした。

余談ですが、おもちゃ屋で日本の人形のパチモンと思わしきものを見ました。
ふしぎ星の☆ふたご姫のファインちゃんの人形。
パッケージは日本のイラストなんですが顔が明らかに違う。
髪型と服はファインちゃんなのに色黒ですっごいくどい顔してるの。
というかイタリアでもふたご姫やってるのか…そっちに驚いたわ…
書いてた記事が1回ぜんぶ消えて泣きたくなった…
イルーゾォの服全体にガソリンかしみこませてねずみ花火投げ入れるぞ!

歩いていたら地元の人が今日は暑いと言っていました。
たしかに暑い。
ヨーロッパは湿気がなくて過ごしやすいと聞いていたのに大人はうそつきだ!
もしかしてずっと歩いてるせいなのか…?

この日はジョジョを入手すべくStar Shopに行ってきました。
日本のマンガのイタリア語訳やアニメグッズなどを扱っている店です。
まずはViale dell'Arte 57/59へ。
メトロB線のEUR Fermiで降りてアメリカ通りを直進し
左に曲がってアルテ通りを進むと大学だか図書館っぽい建物が見えてきます。
そこの丘にある階段を登ると店があります。ちっちゃいです。
店舗がほんとに小さいんで驚きました。
だって日本だったら田舎のぼろっちい本屋のマンガコーナーでもここより広いですもん。
オタクとしてはつくづく日本に生まれてよかったなあ、と実感しました。
で、あらかじめ印刷しておいたイタリア版Wikipediaのジョジョのページを見せて
「ここのシリーズがほしいんですけど」と伝えたところ
店のおっちゃん棚を指して「この店にあるのはこれだけだよ」と。
ふうん、SBRは出てるのか。で、こっちが昔のジョジョ…
…おーい!5部がないんですけど!
どうやらコミックス版はもう出てない上、文庫版はまだ4部までしかないようです。
しょうがないので由花子さんとトニオさんの話だけ買って店を出ましたが
せっかくイタリアまで来たのにここであきらめてたまるかッ!
というわけでほかの店に向かいます。

次にやってきたのはVia degli Scipioni 116という番地の店。
メトロA線Battistini行きのOttavianoで下車。あとは忘れた。
2回目に行こうとしたとき辿りつけなかったしなあ…
たぶん住所でググれば地図が出てくると思います。
兄ちゃんに例の印刷した紙を見せてこれがほしいんじゃと訴えると
「これはもうないよ、でも古本のコーナーにあるかも」
といくつか持ってきてくれたので見てみると
…あった!あったよ!うわああああああああ!!!
さすがに全巻はなかったものの
ホルマジオ・イルーゾォ・兄貴&ペッシあたりの巻を確保できました。
6部最終話があったのでせっかくだからとこれも購入。
あとで思ったんだけど本当これも買っておいてよかった。
1冊2ユーロでしたが、元の値段を知らないからお得かどうかはわからないw

そして夜。
コロッセオに!来ましたよ!
なぜ夜に来たかというとセッコがここへ来たのも夜だからです。
メトロのアナウンスを聞いたけど別に殺せとは聞こえません。
セッコは早いところ病院に行ったほうがいいと思います。もう手遅れか…
メトロ降りると目の前にコロッセオ。えっ…こんなに近いの…?
9時半くらいなので人はそんなにいませんが
投げると光るおもちゃを売っているおっちゃんがいたるところにいます。
行ってみてわかったけど、メトロめっちゃくちゃ近くじゃん…
セッコはメトロに乗って逃げればよかったのになあ。
切符買わなくてもオアシスで泳いで改札通れるし。
調べたら2001年にはすでにメトロ通ってるんですよ。
先生だってカビを撒きながらメトロで逃げれば能力の特性上助かったのに…!
いや、助かってほしくはないんだけど、一応言っておきたかっただけ。ファンですし。
セッコが呼ぼうとしていたであろうタクシーや
ブチャラティとドッピオが渡ったっぽい横断歩道や
セッコがうろついてたあたりにあったのと似たゴミ箱を見つけたりして
楽しい時を過ごしました。
そして空を見上げて
「ああ、あの建物からここらあたりにかけてカビの胞子が…」
グリーンディの射程の広さを計算し、背筋がそおっと震えました。
本当怖い。超怖い。
だって空の遠くに見えるあの塔からこのエリアまで
目に見えない病原体みたいなものが前触れなしに襲ってくるんですよ…!?
うわあ…うわあああ…ジョルノすげえよ。あんなのと戦って勝ったんだもんよ。
コロッセオは原作でモブの人が言っていた通り夜は入れないようだったので
ぐるっと一周して写真撮って帰りました。
でもあとで見てみたら暗くてぜんぜん写真写ってなかった。フィルムの無駄無駄ァ!

暗殺チームは9人で1カ月定期を回してバスや電車に乗りまくればいいです。
たまに予定がかち合うとどっちが切符を買うかでスタンドバトルに発展します。
片道1ユーロくらい経費で出してやれよ、ボス…
チョコ先生がいそうな病院に行ってテンションが上がったので
大学病院へやってきました。
行き方はテルミニ駅からメトロB線・Rebibbia方面に乗り
2つ目のPoliclinicoで降りると目の前です。
ただし敷地がめちゃくちゃ広いので迷います。

で、肝心の院内なんですが
広すぎて病院らしき場所に辿り着く前に力尽きた。
箇条書きによる手抜き感想:
・広い
感染症センターが見たくて看板の指示通りに歩いていったものの
いつまでたっても見えてきやしない。
結局泌尿器科の待合室を見ただけでくたびれて歩くのやめました。
・売店がない
外にタバッキ(キオスク的店)とカフェがあるだけで売店がないッ!
白衣ほしいのに売ってないじゃあないか!
・ざくろがたくさん生えている
ただしどれもまずい。みかんも生えているが酸っぱくて食べられない。
道理でみんな放置してるわけだよ。おいしかったら食べるもんな。

本を売ってる場所が知りたくて、その辺の女子学生2人組に英語で聞いたら
なんだかよくわからないという顔をされたんですが
私の英語がへたくそなのか、それとも彼女たちが英語を解さないのかは
定かではありませんw後者であると信じたいところですがw
イタリア語は通じた。最初からイタリア語で話せばよかった。
本屋のある学生センターは土曜なので昼前に閉まってました。クソックソッ!

そして病院側の敷地に戻ったんですが、どうしても、どうしても白衣がほしくて
向こうから歩いてきた女医さん3人組をとっ捕まえて質問したんだけど
イタリア語で白衣をなんて言うかわからん!
「…(女医さんの上着を指さしながら)どこへ行けばこれは買えますか?」
「え?これ?」
「(もっと近づいて)これです!」
「あー、~~ね」「~~か」(たぶん白衣のことを言っているが聞きとれなかった)
「これならInvernizziってお店で売ってるよ、ここを出てあっちに回るとあるよ」

おおっ、適当なイタリア語でもなんとかなるもんだ。
行ってみるとメトロの出口のすぐ前にお店がちゃんとありました。
テンション上がりすぎて「うひゃはァー!!」みたいな叫び声をあげながら突撃。
中は薬局と介護用品の店を合わせたような店構えで
おっちゃんとお姉さんがおりました。
入り口にほしい服があったんだけど、青より緑がよかったので
緑はあるかと訊いたらサイズはいくつか?と。
イタリアのサイズなんかわからないよ!
身長を紙に書いて伝えるとおっちゃんは手で私の肩幅を計り
奥からぴったりのものを持ってきてくれました。
なんで手だけでわかるんだろう。イタリア人の勘か。
この手術室っぽい服&普通の白衣を購入。
最初40と書いてあるのを見て「40ユーロ!?高いぞ!」と驚いたんだけど
サイズのことでしたw白衣はたしか1着25ユーロくらいだった。

ここの前にはまた別の病院があります。
どうも歯医者のようですが、外観はどう見ても城か美術館。
イタリアの建物ってどこもこんなんだ。
待合室に歯の模型とか化学薬品が飾ってあってちょっと不気味。
子供向けのアメリカっぽいイラストの歯のポスターがあったw

ついに白衣が買えたのが嬉しくて嬉しくて、
階段を1段飛ばししながらメトロに乗りこんだらいつまでたっても動かない。
15分くらい待っているとなにやら放送があり人がどやどやと地上に上がっていきます。
…電車、止まったみたいです…
マンガのお店に行くつもりだったのに!
しょうがないのでバスに乗ってテルミニまで帰りました。
バスはどこでも走っていて適当に乗ればどこかの駅に辿りつくので便利です。

えーと、この日のいつ行ったか忘れたんですが
写真を見るとバチカンに行ったっぽいですね。
たしかボロい病院→バチカン→ポリクリニコの順だったはず。
バチカンは日本でいう原宿みたいなところです。
なぜかというと、外国人が多くて地面が見えないくらい人が歩いてるから。
郵便局に手紙を出すためだけに行きましたが正直もう足を踏み入れたくないです。
トイレはタダだけど長蛇の列。入口に係の人がいるくらい混んでる。
建物はいかにもイタリアって感じ(バチカン市国だけど)で感動するんだけどね。
待ち時間が長くてヒマだったので、周りの景色を眺めながら
「メローネが夜中にあの像の上に登って全裸で(ryしてたらやだなあ」とか
「チョコ先生が塔のてっぺんで『神は死んだ!私が法律だッ!』とか叫びながら
カビ撒いてたら面白いだろうなー」
などと
まったくありがたくないことを考えていました。

関係ないですがイタリアの救急車のサイレンはひどい不協和音です。
「ヴ―――――ィィィィイイイイギギギ…」みたいなすごくいやな音が
二重に重なって聞こえてくるのでとても不快ですが2日いれば慣れます。
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プロフィール
HN:
トラ猫
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非公開
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薬とイルーゾォが好きです おさげ
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