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ひたすらイルーゾォと医薬品 HUOMIO!注意:吐きます・死にます・病気になります
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【前編はこちら】

#4
・ナッツのアイスなんか食べちゃうディスカバリー=サン
サバジョがレストランとかいう小綺麗な場所に!とたいへん驚きました。今回サバジョ出てくるたびに驚いてばっかりですね。
待ち合わせのとき中途半端に時間が余っちゃってつなぎで飲み物とか頼むこと、あるよね。できるだけ長くもたせようとしてスプーンで遊ぶディスカバリーが見てきたかのように浮かんできて非常にカワイイ。(今日も冬なのに彼に触発されてナッツ入りのアイス買ってきました。寒いけどおいしいです)
営業なのにスーツ着なくていいのかなと思ったけど、常夏のアマゾンでそんなもん着たら死にますね。営業社員としての名前も「ディスカバリー」なんだろうか?ポルトガル語圏では違和感なく受け入れられてそう。サトル=サンのようにモータルネーム作ってたらそれはそれで楽しいですけどネー。

・タマリンの扱い
ディスカバリーの「全然」に集約されている。地の文=サンの「調子こきのヤングスター気取り」もなかなかヒドイ。ああ、ドウグ社のフックロープがあればこんなことには…

・フォレストなんとかのなんかカンパニー
なんでフォレスト覚えてるくせに肝心のサワタリ部分を忘れたんだよ!
…そういえば、ザ・ヴァーティゴ=サンのしつもんコーナーで「フォレストカンパニー」出てきましたね…カラテ粒子ほども信じないと言われたトンチキ架空企業が今、こうして本編で具現化してヘッズのいろいろを焼いている。ロブスター3といい、公式は与太話に今後の展開をサブリミナルめいて紛れ込ませるので油断ならん。

・嫌にファッショナブルな男
って、もうこれだけでファッショニスタ=サンってわかるのがずるいよね。悪趣味ではあるが一応ファッショナブルに見えてるんだな。それともディスカバリーのファッションセンスがちょっとアレなのか?まあ、ズボンに渦巻き模様を描くような男ですし…。

・ヤーチマ、ヤーチマイナ……
「やってしまえと言っているのだ!」…他にもっと解説すべき言葉があるんじゃないでしょうか。(フォートの意味がわからなくて車の種類だと思ってた奴)
ここでディスカバリー=サンがきちんとカポエイラ・カラテしてることに驚きましたよ。お前、修行を頑張ったんだな。ほらファッショニスタ=サン、カラテしているぐらいで褒められるニンジャ捕まえて勝ち誇ってちゃダメですよ!グググ、こいつはサワタリ・カンパニーの中でも最弱……奴を倒したぐらいでいい気になるとは愚かなニンジャよ……アッハイ、そろそろ社長が悲しむのでやめます。

・一方その頃フォートでは
カワイイなコトブキちゃんの平和なアコーデオン演奏で、ヤーチマイナ汚染が洗い清められていく…
K2とK3は、楽器とか面白いものを見るとすぐ興味を持つわりに飽きるのも早そうです。鼻の下を指でこする・アコーデオンやりたがる・言った言ってないの争い、どの行動もあまりに完璧な小学生男子で、この手の悪ガキがボンモーの近所に複数名いるとしか思えません。

そしてコトブキさん、とうとう言っちゃったよ!ニンジャスレイヤーって言っちゃった!フジキドを国扱いはサワタリめいた狂気史上でもかなり上位に入る胡乱ナム妄想じゃないですか?
K2とK3の慌てようをみると、ここ数年はかなり正気に戻っていたようですが、それでもニンジャスレイヤーの名前を聞いたとたん妄想が再発する社長……完全にトラウマになってますわ。これもある種のNRS(ニンジャスレイヤー・リアリティ・ショック)か。コーヒーマシンは壊れるし病気は再発するしで今日は厄日ですね。その上これからもっと大変なことが起きます。
対するコトブキちゃんは立て板に水めいて華麗にスルー。
2人ともベトナムゆかりの登場人物ということで、ナム妄想vs映画妄想のどっちが勝つかワクワクしてたら、打ち消し合ってゼロになってしまいました。そういえばマイナスにマイナスをかけるとプラスになるって中学校の数学で習ったなぁ…(マグロ目)
そんな混乱状態でも「フジキド・ケンジなのか」と本人確認をする社長の理性がありがたい。「それよりも……」の先、彼は何を言おうとしたのだろう。

・コーヒーマシンが壊れた事を訴えに来たサワタリ社長
あまりにカワイイだったのでちょっと語らせてください。
カワイイすぎませんか?コーヒーマシンって!コーヒー飲むんですね。この世界にも普通のコーヒーあるんだ…。ベトナムコーヒーは練乳入れて飲むんだそうですよ(カフェスアと呼ぶ。コーラに練乳入れるとコカスア)。
うろたえすぎて空のカップを啜るし、そのカップを落とすし、まずマシンが壊れたことを伝えに来るのにカップ持ってきてるのなんなんですか。コーヒー飲もうと思ったらマシンが動かなくて慌ててそのまま持ってきちゃったんですか。コーヒー飲みたいんですね。カワイイ。
社長のカップはどんなデザインでしょうか。きっと良いカップなのでしょう。私は製薬会社の営業がタダでくれる薬品名入りのマグカップ使ってるんですが、実際そういう感じのノベルティかもしれない。会社で使うコップは裏に名前を書いたりなどしますけれど、社長も「フォレスト」って書いてるんです?カワイイ。
アルコールランプとビーカーで淹れてなくてよかった。そんな素敵な行為をされたらヘッズの層を突き破ってみんな死にます。

・ペドロ=サン生き残ってよかった
出てきたときから「もしかしてこの人が死んでしまうのでは」と心配で、どうかペドロ=サンが死にませんようにと祈りながら生活していたので、どうやらもう命は大丈夫そうだとわかってホッとしました。モータルもニンジャも区別なく協力し合う会社って初めてなんじゃないかな。


#5
・セメンテリオ見学会
つまんなそうなサイグナス=サン。そうだね、見るものすべてが新しく興味深いね(面白いとは言ってない)。
デッドマンさぁ、遠くからわざわざ来た客人を休ませもせず炎天下を連れ歩いてくだらないもの見せてンなよ。自慢話の前にまず飲み物のひとつも出せよ。本当にどうしようもねえな、こいつ。

・アマーイ……
モニカさんが大変だ!は、早く沢渡製薬の毒消しを…!
こんなになっちゃっても社長が何らかのなにかを開発してなんとかどうにかしてくれるから、だ、ダイジョブダッテ…?!ですよね?

・さあ皆さん!まさに始まるぞ!
ファッショニスタ=サンの実況これが大好き。ハシリ・モノの解説したら人気者になれるんじゃないかな。ディスカバリーを「勇敢だぞ!」と褒めてくれたので私の中でポイント倍点です。カポエイラのワザマエも決してサンシタではないし、けっこう有能なニンジャなのに、なぜデッドマンなんかについてきてしまったのか。
サバジョのメンバーはやはりタイガーに縁がある。でも反対側がバッファローナンデ?!

・わたしは、ピザタキ出向社員のコトブキです!
これコトブキちゃんはただやってみたいからやっただけでは?
「背後で爆発したら絶対カッコいいですよ!」「(あ、これ言っても絶対聞かないやつだわ)……勝手にしろ」って感じでとりあえず装備だけは貸してくれる社長。優しい!
サイグナス=サンの「演出かね?」って皮肉が1週回って真実だから困る。
彼女の迷彩(と思しき)服は誰に借りたんだ。サワタリだったらいいなーと思うけど162㎝と178㎝じゃ無理があるか。165㎝のフロッグマン=サンがいちばん近いんだけどな…彼はもう……いや、生きてる!超生きてる!カエルチャンは今日も元気です!アアーッ!

・火よりも疾く攻めよ
風林火山の速さ担当が火になっている。ナンデ?かっこいいからまあいっか。
ここでようやく作動するデッドマンのニンジャ第6感があまりにも酷すぎる。モータルの子供以下じゃないか。ほんとなんでこんなサンシタがこんな砦を作れたんだろう?


#6
・エンゾくん生きてた
この葛藤がリアルだよなあ…環境に文句を言う者に晴れ舞台は一生来ないと言いますが、そもそもの環境が悪すぎる。生き残るだけでもハードモードな。

・人食いジャンピング・マグロ
忍殺マグロのバリエーションがまたひとつ増えました。ヤッタネ!
人食いマグロなんだろうなぁとは思ってたけど、ジャンピングの1語が加わるだけで禍々しさが跳ね上がる。ジャンプだけに。

・皆さん、自由です!
かつてB級映画ライブラリに監禁されていた子が、今この場所で民衆を導く自由の女神になる。
「ここにいる意味はありませんよ!」って、大将がディスカバリーを檻から連れ出した時の台詞じゃないですか…!もうコトブキ=サンはサヴァイヴァー・ドージョーの隊員に数えていいんじゃないかな。私はそうします。

・ゲームパッドを操作するCEO
ベトコンがゲームパッドを握る。実際シュールな。
撃つたびに1回1回「ファイア!」って叫んでるの面白すぎませんか?
大将のこういう(変な部分で)律義なところがフジキドに似ていると思います。
「ファッショニスタとフォレスト」って、字面だけ見るとなんだか北欧の森に棲む双子のフェアリーみたいですね。この2人、装束の世界観が違いすぎて同じ作品とは思えない。パリコレとベトナム戦争が同居してるってすごい絵だよな。

大将のカラテが落ちていることにけっこうショックを受けましたが、これも平和な生活ができている証と考えるとしんみりしてしまう。そうだよね、廃棄ショーユ飲んでた時代と違って今は淹れたてのコーヒーだもんね…
もちろん、ナムの狂気モードで無慈悲にアンブッシュ決める大将を見たかったなぁという気持ちはすごくあります。でも、フォートで幸せに暮らしているサバジョが、尊くて…もうカラテなんかいいから研究したりお餅を食べたりしててほしい。

・力を貸そう
アババーッ?!イルカ?イルカナンデシャベルノ?!
エンゾくん&コトブキちゃんがいいとこ見せた直後にこれだよ!
名前から薄々わかってはいましたが、マインドキル=サンのジツがえげつねえ。ニチョームでカタオキとディスカバリーがやったアレじゃねえか。ディスカバリーを中継地点にすればヨロシそんざいをイチモ・ダジンできるのでかなり凶悪なんじゃないか、これ。
…とか言ってたらディスカバリー=サンがなんかスゴイ・ジツをつかったぞ!?カラテだけでなくジツも磨いていたのだなあ、あのディスカバリーが…
ヨロシDNA攪乱、サワタリ・カンパニーのほぼ全社員に特効だから怒らせるとこわいぞ。誰も逆らえない(しかし3部でサバジョが得たアンタイ・ヨロシDNA情報が抗体のことだったら効果はないかもしれない)。イルカと組み合わせたらサブジュゲイターを倒せてしまう可能性もある。サブちゃんも備えるために修行ガンバロ!
K3がさりげに踏み台やってる点も重点な。

ハチコはニンジャなのにサヨナラも爆発四散もなかったな。あれだけ大きい犬だったらさぞ汚い花火が上がっただろうに。

・骸骨たちは独自に判断する事ができないのだ
最高にずのうしすうが下がるシーン。ハロウィンに合わせてきてるのもヤバイ。
演奏するK2と歌うK3のかわいさ、こんな状況で「ノッてきたぞ」とか言い出すディスカバリー、手拍子を続ける骸骨、どれをとってもあたまにわるい。
デッドマンはこんなジツでアマゾン最強を気取ってサワタリ・カンパニーのことナメてたの?頭がとても悪いの?


#7
・視界にはピンクのイルカ
えっ、ちょっと…エンゾくん!?ダイジョッブ…?開幕いきなりこんなことになってるだなんて。
ニチョームで大将が大規模ヨロシハックの余波を受けて嘔吐してたことから「吐くかもしれないな…」とは思ってたけど実際かわいそうな。カタオキたちのアレはピンクのイルカが見えないだけまだマシだわ。
マインドキル=サンが「損傷は不可逆ではない」って言ってくれて安心しましたよ、これが欺瞞なきサワタリ・カンパニーの社員でなかったらとても言葉通りには受け止められなかっただろうな。

スタン状態から復帰し、コトブキとともにモニカさんを救うために急ぐエンゾくん。イルカナビゲーションを疑いなく信じてついてきてくれるコトブキちゃんの素直さがありがたいです。
エンゾくんの幸せな記憶はイルカショックで引き出されたのか、それともコトブキちゃんに抱きかかえられたことで思い出したか。前者だったらマスラダ式インタビューできそうでコワイすぎるんですが…。

・飛び蹴りで扉を破壊するコトブキちゃん
えっコトブキちゃん強いな?!ウキヨの戦闘能力をナメてました、すみませんでした。
中に入るとそこには暇を持て余したサイグナス=サンが。デッドマンが愉快な骸骨ハロウィン始めちゃったせいで何もすることないもんなあ。
突然現れたウキヨにもアイサツを欠かさないサイグナス=サン、さりげなくモニカさんの居場所を教えてくれる紳士的ムーヴも加わって株が順調に上がっていきます。
今回出てくるニンジャはみんなしてサワタリ・カンパニーにはまともな戦士がいないと勘違いしまくっていますが、これはつまり、彼らが自社の戦力をうまく隠せているということですね。隠密カンパニーできてるんだな。存在を隠されているハイドラはどこで何しているんでしょうか。エメツ掘ってるのか、薬用ハーブにお水あげてるのか。カワイイ。

モニカさんが閉じ込められている檻はとても丈夫で、コトブキちゃんが全力を込めてもびくともしませんが、親切なサイグナス=サンが破壊してくれました。ヤッター!さりげなくエメツを火事場泥棒していったけど親切に免じて無罪だ!
おや、助け出されたモニカさんが思ってたよりずっと正気だぞ。オハギと言やあ、驚異的なニンジャ耐久力をもつサワタリに虹虹色の象を見せた恐るべき違法薬物ですよ。そんなヤバイもの食わされたのになんでまともに喋れてるの…(毒に強くなるバイオ手術でも受けているのだろうか?)
ここで自分よりも先に社員の身を案じ、コトブキの背中をさすって励ますモニカさん、なんとタフで優しい女性であることか。サワタリの仲間たちはみな優しさに溢れている。

一方こちらは、ファッショニスタと激しいカポエイラ・バトルを繰り広げるディスカバリー。
正義のビリンバウを受けてパワーアップしているものの、ディスカバリーなのでなかなか決定打を与えることができません。カポエイラ・カラテ・ファンタジスタってなんなんだよ。タノシイランドのアトラクションじゃねえんだぞ……
骸骨たちは歌に合わせて手拍子を打つしか能がないと思いきや、モータルを殺傷する力はあるようです。コワイ!

さらに後ろではサワタリの大将とクソ野郎デッドマンの一騎打ち!なんか読んでるうちにノリが地の文になってきたぞ!こんな未来のないやつにサンシタと言われてしまうなんて、タコとおしゃべりする狂人扱いされるより数倍気の毒です。
大将が苦戦しているのを見て「デッドマンが強い!」ではなく「大将が弱くなってる…?」となるあたりにデッドマンというニンジャの評価が出ていると思います。実際ファッショニスタ風情にも攻撃喰らってるのでかなりカラテは弱体化しているのですが、それでも大将ならなんとかしてくれるという謎の安心感。3部までの実績がすごかったからなぁ。なんせサワタリの肩を砕いただけでパスファインダー=サンの評価上がってるんですもん。ニチョーム時点ではフジキドの次にカラテモンスターだったんじゃないかと。

しかしカラテが弱っていても大将は大将だ!非人道設置兵器マキビシが油断したデッドマンを襲う!
やっとトラップ使ってくれた。この実家のような安心感よ。いつもだったら登場して3ツイート以内に何らかの致死的な罠が出てくるので、普通に戦ってる大将を見るのは実際珍しい。こっちの腕は鈍ってなかったんだな、よかったよかった。しかもなんだかハイテックな感じに進化してるし…足の甲を突き破るマキビシってどんなだよ。この世界では設置型の罠をまとめてマキビシと呼んでいるのかもしれない。
やっぱり大将の手作りなんですかねえ(こんなもん市販してたらコワイが)。自社開発かなーと考えていたら「市販予定はない!光栄に思いたまえ!」って高らかに笑いながらマキビシ投げる大将を受信しました。ヤンナルネ……

・今ので気が済んだぜ
ほかの作品ならここでファッショニスタにトドメ刺して決着ゥゥーーー!!なのに、「疲れた」という理由で交代しちゃうのがディスカバリーらしくていいよね。オツカレサマドスエ、よく頑張った!

・フォート…えっ今なんと?
直前の「イアイは刀身より長い距離に攻撃が届く」という唐突なイアイ真実に混乱していたら、サワタリ社長の何がなんだかよくわからない新シャウトにニューロンを持って行かれました。何気にシャウトで自分の名前を叫ぶニンジャって初めてなのでは?
始めは笑っていいのか感動するところなのか判断できず困惑したのですが、「サワタリは守るべき場所の名前を叫んでいる」というコメントを見て、サイゴンとかホーチミンの謎が解けるとともに、ついに彼にもナム妄想ではない実在の拠点ができたのだな…といろいろ噛みしめてまた泣きそうになってしまいました。でもやっぱり見るたび笑っちゃうんだよな…ごめんよ社長…
ついでに言うと「フォート・ダイナソー!」は私の知る限り2番目に長いカラテシャウトですね。1番はフロッグマン=サンの「サヴァイヴァー・ドージョー!」です。文字数圧迫!

・ファッショニスタ=サン、骸骨に包まれてあれ…(まだ早い)
ノーフューチャーなデッドマンが爆発四散したので、次はファッショニスタの番です。
おお、サワタリが歌っておる…ニチョームでも黙々と編み笠編んでて歌には加わってなかった大将が…!なんてカワイイなんだ。この会社はカワイイ畑かよ。
とか言ってたら、なんとファッショニスタはカジバチカラで子供を殴って逃走してしまいました。しかも「オボエテロ!」と特撮アトモスフィア溢れるサンシタワードまで残して。お前のそういうところ嫌いじゃないよ。
K3は「みんなで追いかけてブッ殺そうぜ!」と不穏なこと言い出すあたりさすがカマイタチの弟だなぁ。あいつも「殺す」「殺す前に大将やフロッグマンに殺していいかどうか訊く」の2択だったな…(おもいで)

・オハギを沢山、食べさせられたんです
これを聞いて悲痛に顔をしかめるところがニンジャらしくないんだよな、サワタリ=サン。
ここまで他者の痛みを自分のものとして感じることのできるニンジャは実際かなり希少な。1部からして吐血するノトーリアスを見て胸を抉られる感覚を覚えたり「彼らは研究所にいたほうが幸せだったのでは」って悩んでますし。ウミノ先生みたいにダメな方向に発狂してもおかしくなかっただろうに、よくぞ耐えてこられた。
「役員報酬をカットする」でめちゃくちゃ笑いました。カットする意味がありますか?そもそも役員いたの?誰だよ!そして忍殺でケジメとかセプク以外のまともな処分が出てきたのは初めてなのでは。なんたるホワイト企業か!
たぶん慌ててつい訳の分からないことを口走ってしまったんだろうなあ。でもナムに行かなかった、えらいえらい。ヘッズには「ナム妄想が治ったと思ったらCEO妄想が…」と言われちゃってますが。
翌月、ハイドラが「なんか俺の給料減ってないか?」って首をかしげてたらカワイイです。

モニカさん…「甘い」じゃなく「アマイ」になってる時点で平気じゃないと思いますよ。麻薬とかの離脱症状ってけっこうキツイですし…(実際サンズ・リバーが見える)。彼女がまともな薬学カンパニーの所属でよかった。フォートに帰ってゆっくり憩ってほしい。そしてモニカさんのオハギ中毒治療日誌(という名のカンパニーの日常)を決断的に連載…アーイイ……

読み返して気付いた。
フォレストからサワタリ社長に表記が切り替わるとき、行きも帰りも間に「フォレスト・サワタリ」ってフルネーム挟んでるんですね。そうだよな、いきなり変わったら誰だかわかんないもんなぁ。ワザマエ!

・餞別をくれる社員のやさしみ
残念ながら、コトブキさんは本日付で退社です。ほんとーーーーーに残念です。ピザより製薬だろ!
「泣いてるくせに!」「うるせえ!」の流れがニンジャとはまったく思えません。まるっきり普通の子供です。サワタリはどうやってバイオニンジャをこんなカワイイに育てたのでしょう?ヨロシサンにノウハウを教えてあげてください。

沢渡製薬のニンジャピルヤッター!…いや待て、バイオ笹タッパーってなんだよ…お弁当箱かよ…お薬って普通はもっと堅牢な容器に入れるもんじゃないのか。こうなるとブラックタイガーもジャムの空き容器とか梅酒を漬ける瓶に入っているかもしれない。ジャムやマーマイトを食べた後の瓶を滅菌して再利用する社長、これもジャングルの知恵な。
このニンジャピルが今後巡り巡って誰かを助けることになるのだろうなぁ。マスラダくんか、それとも…ああ、サワタリがまた徳を積んでしまう。

さらに社章まで!ほしい!実際ほしい!ロゴは絶対タイガーだ、俺は脱走バイオニンジャに詳しいからワカル。
サヴァイヴァー・ドージョーのドッグタグも真鍮製だったので何故なのか不思議に思いましたが、真鍮は加工がしやすいんだそうです。つまり社長の手彫りである、と。これRPGだと後でどこかの国境を超えるとき門番に見せたら通してくれるやつだ…!(とか言って後で読み返したらドッグタグは鉄製って書いてあるじゃねえか、このイディオットめ!責任取ってハイドラ=サンの首から下をケジメだ!)
伝書鳩、逆にハイテックなのでは。どういう仕組みで社章を追ってくるかの説明が一切ありませんでしたが、取締役会のなんかが関与してるとかないですよね……ないよね?ダイナソー・ニンジャクランの存在から、鳩と言っておいて恐竜が飛んでくる可能性も残っている。どちらにしてもニューロンがあぶないので備えよう。

・皆、クールでした
いろいろあったけれど、戦いは終わり、皆それぞれの暮らしに戻るのだ。エンゾくん、オレンジ色の風に包まれてあれ……
…あら?コトブキさん、きみ沢渡製薬で借りた服のまんまだよね?返すって言っても「持ってけ」って言われそうだけど。

・エピローグ
さて、先ほど社長の恩情で見逃されたサンシタファッショニスタですが、ヘッズのニューロンをも焼き切るおぞましいサイバーイルカ攻撃を受けて目や耳から出血しています。インガオホー!
私の言いたいことはサイグナス=サンが全部言ってくれた。ファッショニスタ=サン、いい悪役でした。イルカに包まれてあれ。

そうだ、このエピソードは「シトカへの軌跡」だった。ここでつながるのですね。時系列どこなんだろう…?社長とディスカバリーはあんだけ怪我したのにまた働いてるんですか。いいかげん休んでください。休もう、スシとか食べて。

◆総括◆
コトブキちゃんがカワイイ、社員がカワイイ、そして大将もカワイイ。そこにクールをブチ込んで破壊力が100倍なエピソードだった。
サヴァイヴァー・ドージョーのその後としては考えうる限り最高の到達点なのではないでしょうか。サバジョの身を案ずるヘッズが出した希望的観測が全部詰まってて「これは妄想なのでは…?」と疑ってしまうほどです。

全編通して何がいちばんニューロンに悪かったかって、サワタリが戦ってる間いっぺんもナムに行ってないんですよ…。「ジャングルのイクサ」とは言ってるけど、いつものサワタリなら「ナムのイクサ」ですよね。正気だ!彼にとってのストレスの大きさは、社員2人のピンチ<ニンジャスレイヤー=サン情報なのですね…。


オマケ:今回の明日使える忍殺語◆

・俺は知識があるからワカル
俺知高分のこんなカワイイなバージョンがあるだなんて…こう言われたら「生意気だぞ」と返そう。

・そんな暇は少ない
まったく暇がないわけじゃないけど今はちょっと無理だよってときに使いやすい。奥ゆかしさな。

・何らかの手段で栄養化!
有無を言わせぬパワにほんチアトモスフィアを感じる。
ディスターブド=サンの食べたスシはどこへ行くのだろうと不思議に思っていたが、このコトダマで強引に納得できた。
カエルチャンが食ったヤクザやニンジャもきっと何らかの手段で栄養化しているのだろう。

・物体です!殴れば倒せます!
ほぼ何暴メソッドなのに納得しちゃうのはコトブキの普段の行いが良いからだろう。サブジュゲイターも物体なので殴れば倒せる。
これに従って敵をボーで殴りにかかったエンゾ=サンの勇気を私は評価したい。

・何らかの紐を引いた
ここに限った言葉ではないんですが、忍殺でよく見る「何らかの」って言い回しこれが大好き。
結局なんの紐だかよくわからないまま終わったのもフシギめいており、よい。

・俺は知らん
「なんとかしてあげたいが、こっちも余裕がないんだ。すまん」の意味と思われる。自分の干渉する領分じゃないから口出しも手出しもしないよという奥ゆかしさも感じられる。
この回はサワタリが全体的に奥ゆかしさ重点で、ニンジャになる以前はこういう性格だったのかなーと推測できてやっぱりあなたいい人なんじゃないですか、とキレそうになりました。なんでこんな優しい人がニンジャになってしまったんだ。


言いたいことをみんな書いていたら、すごく長い記事になってしまった。ここまで読んでくださった方、オツカレサマドスエ!
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記念すべき初の生ニンジャ、そして初実況の回。
Togetterで日々サヴァイヴァー・ドージョーの尊さとカワイイを摂取していたが、予告編を受けて「サワタリ・カンパニー!これは実況に参加しないと実際後悔するぞ!」と決断的に公式アカウントをフォローした。そして今では年末年始の与太話に参加する重篤ヘッズに…いや、まだ重篤じゃない!ロードの正体も知らないニュービーだし!ダイジョブダッテ!


◆記事がとても長いので前後に分割な◆
【後編はこちら】


#1
・ギョワギョワギョワ!
いきなり謎の鳴き声。でも、どんな音なのか脳内でスーッと再生できる。忍殺の擬音は一見トンチキなようでも情景が鮮やかに浮かぶのでスゴイ。
エンゾくん、いきなり苦労人&子供アトモスフィアが漂っていて心配です。無事に今エピソードをサヴァイヴできるでしょうか。こんな退廃的マッポー環境では男子といえど青少年のなんかがアブナイな状況になりかねません。忍殺ってそういうの普通にありそう(というか、あった)ので…。

・コカインやるか!
ここだけだよね、薬物としてのコカインが出てきたのは。これも実は喋るほうのコカインかもしれないが。コカインのコカインTシャツをはぎ取ってくる肝試しありそう。
エメツ金歯の監督、今後なにか絡んでくるかと思ったら全然そんなことはありませんでした。Tシャツのようなタトゥーってリアルヤクザがびっしり彫ってるアレか?その発想はなかった。確かに言われてみればTシャツだ。ジョジョ5部のディアボロめいている。

・コトブキTシャツ
コトブキちゃんのたんけんたいファッションカワイイヤッター!ウキヨがサングラスをかける意味はあるのだろうか(たぶん雰囲気)。
この後の展開を考えるとアオザイじゃなかったのは返す返すも残念ですが、ナム妄想にわるいので探検ユニフォームで正解だったのかも…。
それにしてもコトブキちゃんはどこでお金を稼いだのだろう、少なくともオモチシリコンやアクチュエーターを買える程度には持っているはず。
もしや買い出しで足が出た分はちょっと負担してくれるカンパニーのやさしみな…?

・腹が減って死にそうです
これたぶん映画とかの真似だよね?
基本的に丁寧語のコトブキちゃんですが、映画情報をリピートするときだけは彼女に似つかわしくない粗暴な口調になるの好きです。

・自我があるのでカラテする
「自我があるので」をつける必要とは…(答え:コトブキちゃんだから)
奥ゆかしいと褒められて困惑するエンゾくんですが、カワイイなドロイドを見つけても役得前後や略奪をしないどころか、彼女の身を案じてキャンプの危険性を忠告してくれるなんてこんな場所に似つかわしくない奥ゆかしさ倍点ですよ。
暮らしなのですね……か。コトブキちゃんも実際奥ゆかしい子であることだなあ。コトブキと出会う人々は、彼女の自分を着飾ろうとしないでいつも自然体なところに惹かれるのかもしれない。ウキヨの物理的強さゆえの余裕でもあるので、モータルだったらもっと違った性格だったんじゃないかな。

そういえばコトブキちゃんは恐怖に泣き叫ぶことがない。ウキヨにはそういう回路が備わっていないかマヒしているのだろうか?しかしニンジャスレイヤー=サンが生きてないかもしれないって考えて泣いてるし、他の感情は人間と変わらんのだよな。他のウキヨを見ると、コトブキがちょっとズレてるだけなんじゃないかという気もします。

・コ  カ  イ  ン  T  シ  ャ  ツ
アマゾンは暑いから制服もTシャツだ、わかったか。でもコカインって書くのはちょっとわからない。明らかに麻薬組織だと言われてしまえば確かにそうなのですが、納得してしまったら自我によくない気がします。DIYしようと思ったけれど、黒い無地のTシャツって意外と売ってないので困る。
コカインTの方々、高価なオイランドロイドなのにファックの後サヨナラするのもったいなくない?ここから丹念に「コカイン=エル・キケン構成員」という刷り込みをおこなっていくボンモーのせいで知らぬうちにすっかり研修されてしまい、#5あたりではもう誰もコカイン呼びに疑問を持たなくなっているのだ。コワイ!

・少年バイオニンジャこれが大好き
猫背?!猫背なの!イタチと言いながら猫重点なのですね。猫耳はないんですか。「ナムアミダブツ!」からのブレイクダンスと複雑なハイタッチが仲良し兄弟アトモスフィアでたいへんよいです。
死後硬直は誰に教わったんだ。サワタリか、それともハイドラ兄ちゃんか。
「スシがほしい」「死後硬直してる」の2つを並べておかしいと思わないあたり、知ったばかりの言葉をうろ覚えの知識だけで使ってみた感がわかってとてもほほえましい。ここで出番が終わっていたら「死後硬直=サン」と呼ばれていたに違いない。
それはそうとK2とK3の呼び方に悩むんだよな。長男がいるから「双子」とは言えないし。「アホ兄弟」じゃさすがにシツレイか(でもアホだ)。

サーモン・シメスシが実際おいしそうなのでつい鱒ずしを買いに走ってしまった。大将が持たせてくれたお弁当だと思ってたら住み込みイタマエのそんざいが明らかになったときの衝撃よ。社長は忙しいからスシ握ってる場合じゃないのですね……
ウキヨ的にスシ欠乏状態は「はしたない」という認識なのですか。コトブキちゃんの羞恥心とか自己認識がイマイチわからんのよね。自分が女性型という認識はあるようだけど、パーソナリティは中性っぽく見える。AIそのものは無機物なので性別がないのと、コトブキの受けた教育に彼女の(彼の?)性別を定義する要素がなかったから、かなあ。

・俺たちはな、サワタリ・カンパニーだ
キャバァーン!ヘッズの9割を爆発四散させるパワーワード、サワタリ・カンパニーのエントリーだァーーー!
ヤバイヤバイもうスゴイヤバイ。体温でロブスター=サンが茹で上がっちまう!あらかじめプラス購読重篤ヘッズのツイートオーをのぞき見していなければあぶないところだったぜ…(予告編やプラス名鑑は実際ほんチの恩情だと思う)。
「特別に教えてやるよ」って言ったけど、普段は即ブレード殺だから出会った相手と話す機会がないだけなのでは?


#2
・ハイドラさんごはんとかたべてますか
フォート・ハイドラに連絡を入れたところで終わったので、次回は当然ハイドラに会うところからスタートだろう。そう信じていたのに…結局ハイドラ=サンはエピローグまでしっぽの先も出ることなく終わった。
まぁでもハイドラも元気でインゴットに困ってないことがわかっただけでもよかった、うん…元気してますかドラチャン…
「3倍頑張ればサブジュゲイターに勝てる」と言い張る彼と、「物体なら殴れば倒せる」のコトブキちゃん、相性いいと思うんだよなあ。というかコトブキは実際かしこくて見目麗しいハイドラなのではないか。お前ら兄妹かよ、カワイイだな。コトブキちゃんがあのままサワタリ・カンパニーに就職していたらハイドラにカラテを教わるお話が見られたかと思うと彼女が出向社員であることが実に惜しい。大将のヨメ候補としても実際惜しい。

・連れ帰ろうとするが、死んだ
この雑なあらすじ好き。「無慈悲なバイオニンジャ」を「無邪気なバイオニンジャ」に空目したけど間違いは何もないことですね?

・ひみつあんごう
赤いレーザーで「ハイドラ=サン?!」と思ってしまったヘッズ、両手を挙げなさい。
最初は「なんだこの胡乱な暗号は」と面喰らいましたが、「4643893」よりもはるかに堅牢なセキュリティですね。サブちゃん世代のヨロシサンはもっとマシな暗号を使っているといいんですが。

中へ入ると、根菜を育てる畑や、引き込まれた綺麗な水路、錆びたバラックの小屋……ってなんか想像してたサワタリ・カンパニーと違うぞ?!スーツ姿で名刺を差し出すサワタリ社長とか、本社ビルのロビーに鎮座するディスターブドの像とかを思い描いていたので、バラックやガレージが出てきたことにかなり驚きました。製薬会社というよりDASH村じゃないか。ようこそサワタリパークへ。

・砦沢渡
ここへきてついに大将の漢字表記が判明だ!こうだったらいいなと思っていた文字と同じでたいへんうれしい。
そういえば去年の夏、横浜駅の案内地図に「沢渡公園(広域避難場所)」の文字を見つけて「沢渡な…?災害時にここへ逃げたら実際とても安全そうだなぁ」と思ったことが記憶に残ってます。
他のフォートはどういう表記なんだろう?ダイナソーは「恐竜」だろうが、ハイドラがわからん。カタカナなのか?それとも暴走族めいて当て字なのか?…とか言ってたら特に何もなくカタカナ表記なのも忍殺ではよくあることだ。

それはそうと裂け目のあるバラックって、耐震強度はダイジョッブ?なんかDIYの香りしかしないんですけど。

・それで、このサワタリに
もうサワタリが個人名なのか社名なのか支店なのかゲシュタルト崩壊してきたぞ!社長はもうちょっと考えて社名を付けるべきだったと思うんだ。薬瓶でヨロシサンにバレちゃうよ。
モニカ=サンは三つ編みメガネの理系っ子だと思っていたので、褐色肌のマッチョなお姉さん出てきたのが意外すぎた。2階から草の上に飛び降りるってけっこう身体能力高いですよね?モータルなのにタフだよね。
で、ハイドラチャンは何しているの。コトブキを置ける設備がないってどんな(ひどい)場所に住んでるの。

・デビルゴア・ウォリアーズってなんなんだ
サバジョがゲームとかいう高尚なものを!テレビもある!
ここで子供たちにもしっかり賃金が出ていることが判明しました。思った以上にきちんとしたカイシャなのだな…。ハイドラは給料を何に使っているんだろう?絵本とか買ってるのか?
ゲームもって走り去るとかコレジャナイ事案とか、モニカさんの叱り方も含めてもう完全に小学生男子じゃないです?ニンジャを叱れるモータル、なあ。このカイシャではニンジャとモータルの違いも個性のひとつでしかないのだ。ニンジャであることもバイオ度合いも個体差とみなしてとくに優劣つけないのがサバジョ時代からの良さだと思う。そりゃメンバー毎にあれだけ体のつくりが違えば自然にそうなるわな。
「そんなの絶対死ぬぜ」って、ハイドラがベイビー拾った時の無知さと重なってカワイイだなぁ。

…って、大将がなんか清潔になってる!?
「男前になった」ではなく「清潔になった」なのが過去の環境を偲ばせて泣けてきます。
下水道に暮らしてて風呂も入れなかっただろうし、あの迷彩服もきっと洗わずに何日も着ていたんだ。ナイフに付いたサンシタの血を拭っていたから細菌学的にも極めて不衛生だろう。敵地に投げ込んだら何らかの病気が流行って勝手に全滅するんじゃないか。洗濯とかどうしてるのか心配していたら、ベイビー回でカエルチャンとカマイタチが「臭い」と言われてて、やっぱりそうなんだ…と微妙にショックを受けた。

そんな彼が人間らしい恰好をしている…!
しかも迷彩装束じゃなくて普通のシャツですよ?モスグリーンの開襟シャツ!個人的にはひげのない男性のほうが好みなのですが、大将はカッコよくて似合うのでとても良いと思います。モグラや廃棄ショーユ食ってた浮浪者がこんな立派になって……アトモスフィアだけで一番偉いとわかる……
(このエピソードの後に放送された「コールド・ワールド」ではカタオキもひげを生やしていましたが、ヘッズからは「似合わねえ」「剃れ」「胡散臭いヒッピー」と大不評。とうとう作中でも養女のゾーイちゃんに「ひげなんか生やして」とダメ出しされる始末です。ガンバロ……)

ところで、ディスカバリー=サンのうずまきパンツはDIYなんだろうか?
あの模様を手描きするのはかなりの根気が必要そうなのですが、まさかシルクスクリーンで量産しているのか。すると彼の部屋はカーテンからベッドカバーに至るまであの模様なのかもしれない。そんな部屋、疲れた体で入ったら酔って吐きそうだ。
しかしディスカバリーは黒と石灰色だからまだいい。サブジュゲイター=サンの部屋は緑&金色なのでもっと目に悪いだろう。アクセントにダルマを置くとクリスマスとかオショガツのカラーでめでたさが出てこの時期にふさわしいのではないか。もちろんBGMは「ヒートリー、コマキタネー」で決まりだ。
…いかん、地球の反対側の話になってしまった。アマゾンのジャングルに戻ろう。

・社長で、大将で、CEOで、主任技術者
サワタリの大将改めサワタリ社長、肩書が多すぎてこの時点でもうカロウシが心配です。Wikiにもしっかり全部書かれてて笑った。休んでくださいね。
社長の威厳あるアイサツと、オジギするディスカバリー、それに答えるコトブキちゃんのかわいらしいアイサツ。なんだなんだ、カワイイが3倍でここはカワイイ・カンパニーか?
見知らぬウキヨを警戒してテストにかけるのは実際まともな行為なのですが、「スパイ」というワードでヘッズにさっそくナム認定されてて草生えた。どうやってチェックするんだ、カラテバトルでもするのか…と思ったら普通にLAN接続でした。UNIXあるのか、驚くべき進歩だ。実際オイランドロイドにウイルスやスキミング装置を仕込んで送り込む産業スパイがいるのでしょうね。

・ピンクのイルカ
アイエエエ!ピンク?ピンクナンデ?!
イルカは知ってたんですよ、でもピンクだなんて聞いてないぞッコラー!アッコラー?!
しかもこれ、忍殺おなじみのトンチキ生物じゃなくて実在するんだって(アマゾンカワイルカ)。よけいニューロンに悪いわ!
フレンドリーな性格と聞いていたので「キミがコトブキ=サンかい?カンパニーへようこそ!」って喋り方だろうと想像していたら森の賢者めいて深みのある口調だったのには驚いた。ファーリーマン=サンの枠を埋めに来たのか?ていうかモータル相手にも流暢に喋るわけじゃないんだ。思っていた以上にイルカだった。あのホロ装置、セントール=サンにもつけたらいいんじゃないかな。「大将」「煎餅」などのメッセージを投影だ。

ペドロ=サンだと?人間の社員がいるぞ!
「危ないものはない」。たぶんこれ「脅威は検出されませんでした」なんだろうけど、それにしてもこのふわっと感よ。「金庫とか機密情報」めいてる。すごく好き。

・コトブキちゃんには自我がある
サワタリ達がウキヨ知ってることに驚きました。そらそうか、10年経ってるんだもんな。私はどんだけサバジョをあほだと思っているんだ。
何度も顔を見合わせる社長とディスカバリーがカワイイですね。こんなテンドンならニューロンにも優しくて安心だ。
前に進まないと……って、映画の引用ですよね?コトブキちゃんの映画妄想、実はナム妄想レベルに胡乱なんじゃないか?コトブキ自身の気持ちは本物で、伝えたいことを表すのに映画の台詞を使っているだけだから、存在しないものが見える大将よりは軽症と思われる。

それを受けての「人間と変わらんか」…サワタリが口にすると重みが違う。ヒトとはかけ離れた存在であるバイオニンジャたちと苦楽を共にしてきた彼だからこその説得力だ。
よそのバイオニンジャと比べると、サバジョの子たちは自分が何者かという意識が確立してるんだよなぁ。サワタリが丁寧に彼らの自我を育ててきたことがわかる。サブジュゲイターはそのへんがまだ未熟に見えますネー。生みの親はいても育ての親がいないんだよな、サブちゃん。

社長が女の子泣かせた社員を咎めるような目で…ウワーッ!正気だ!
たぶんこれが本来のサワタリ研究員なんだろうなぁ…衣食住が安定するとこうもまともになるのか。今までの環境の悪さがほんとヤバかったからな。
ディスカバリーは実際コトブキの足を気遣ったりとやさしさを見せてるんだけど、不器用すぎるんだよ。でもバイオニンジャにしちゃすごくよくやってる。

・ここはネオサイタマではない
なんだか汎用性の高そうなコトダマです。ネオサイタマいい加減にしろよ……
あの人喰いタイガーたちが薬学とかいうずのうしすうの高い仕事していることが信じられません。かしこいフロッグマン=サンがいたら大将の側で薬学していたのか。白衣のカエルチャンか。癒し系…カエル・セラピーな…?

突然の切断手首!コワイ!
このタトゥーも何もエル・キケンって書いてあるので丸わかりですよね。
今回ずっと社長のテンションが当社比でかなり低いので「感情とか枯れ果ててない?ダイジョブ…?」と心配していたのですがイキリ麻薬組織に怒りを燃やしているのでダイジョブでした。ヨカッタネ!
K2をきちんと褒める社長が尊い。子供特有のぽわっとした説明を理解するニンジャ翻訳力も実際スゴイ。

・モニカ=サンは俺より優しい
ほらー!やっぱり置いてくれるんじゃないですか!やさしい!
労働してくれれば内容はなんでもいいんですね。テレビ台とアコーデオン演奏で受かる製薬会社が他にありますか?
まあ実際カンパニーには機械修理のできる社員がいなかったので、コトブキちゃんは即戦力な。絶対あの子は食費以上に働いてるよ。社長もディスカバリーも本当はずっとコトブキちゃんにいてほしかったんじゃないかな。ピザタキとフォートが何らかのふしぎなちからでポータル接続されねえかなァ……


#3
・コトブキは感謝の気持ちで胸をいっぱいにした
こんなあたたかみ溢れるあらすじが忍殺にありますか。なんて尊いんだ。
それを全力でブチ壊しにかかるエル・キケンのクソ砦。最初これがフォート・ハイドラかと勘違いして「こんな血生臭いフォート嫌だよお…」とニューロンが切れかけた。
実況ニュービーの私はヒト・スシも忍殺ではチャメシ・インシデントなのだろうなぁと流していたのですが、重篤ヘッズの皆さんが一斉にドン引きしていて「忍殺も思ったほどサツバツな世界ではないんだな」と知り、いきなりこんなトンチキ組織を見てしまったことにずのうが痛くなりました。どうせこの後ナムの地獄がデリバリーされて壊滅するんだ。

・本当の恐怖というやつを知らん連中だ
アッコラー?!社長にナムの恐怖を教えてもらいたいか?
この後ファッショニスタ=サンに「策は?」とマルナゲしてるのを見て、デッドマン=サンは勇敢なんじゃなくて単に頭が悪いんだなって思いました。

・神話的恐怖
アー……まあ、そうね。汚染水を流すと虐殺しに来たりするしね。
なんで買い出しの件がバレてるんでしょうか。「領収書はサワタリ・カンパニーって書いてください」とか言ってるのか。普通な。

・パリャナウェー!パリャナ!
人が死なないメイアルーアジコンパッソもあることに衝撃を受けた。喰らったら絶対死ぬヒサツ・ワザだと思ってたよ…「みな笑顔だ」の一言でもう尊さが溢れ出してダメでした。笑顔の絶えない明るいカンパニーです!欺瞞が一切ない!

モニカ=サンの私服はホットなものばかりだそうですが、#1でコトブキ(標準的)がホットと言われているのでホット=豊満というわけでもないようです。社長たちの私服はどうなんですか?ホットですか?
ディスカバリー=サン、「何もなくてつまらんだろ」って絶対すごく幸せそうな顔して言ってるんでしょう?それに答える「旅行者目線なので楽しいですよ!」もコトブキちゃんの素直さとちょっとズレてるところが出ててすごく良いです。

ミリしらで農民だの与作だの言われてたサワタリがこんなに出世するなんて…と手を合わせて拝みたい気持ちですが、コメ作ってる日本の農家からKALDIの包み紙に描いてある南米の農家になっただけで、やってることは以前に増して農民なんだよね。自給自足、やっぱりここはサワタリ村だ…村長だ…また肩書きが増えてしまった。

ていうか、ていうかさあ!ここの「何日も経過していた」の部分をもっと詳しく書いてくれよ!『お薬づくりと日々』ってタイトルで10セクションぐらい連載してもいいんですよ?

・ブラックタイガー真実
何度読んでも「共に生きていくために」で泣いてしまう。そうだよ、ただ生かすだけじゃなく、一緒に生きていくんだよ…なあ!
ただ生きる、今を生きるだけだった彼らが「生きていく」と未来を見るようになった。拠点あってこその安定、もちろん旅するドージョーが好きなので寂しさはあるが、しかし彼らの掴んだ現在はあまりにも尊い。耳ほじりながら聞いてる子もいるけど、彼らがそんなムーヴできるくらいに平和な居場所を築くことができたんだ。遺伝子レベルで刻まれた運命に抗い、そして勝利を収めつつある。あのときヨロシサンと心中しなくてよかったな、よかったなあ…。
これを読んだ後でサバジョの出る回をアポカリプスから順番に読んでいくとジャングルに到達した時点で涙が止まらなくなるのでおすすめします。この記事を書くために読み返しててまた泣いてしまった…。

社長は昼夜問わず研究室に籠っているとのことですが、彼はなぜそんなに根を詰めるのでしょう。
生きていくのに必要な資金稼ぎとそのための会社運営、ブラックタイガー改善の研究開発、それともインゴット存在なしでも生命を維持できる根本的な治療法を探している?エメツの採集も永遠ではないという焦りがあるのだろうか。コストダウンとか考えているのか。
いずれにしても、ニンジャだって無理すれば死ぬんだからカロウシしない程度に休んでゆっくりスシ食べなさい。

・フォートの生産性を上げるコトブキちゃん
怪我してるのにがんばってるなぁ。マスラダも見習うんだぞ。
そこへスシを食べながら台所のアブラムシめいて音もなく登場する社長。あなたの白衣アンブッシュが何人の層を焼いたことか!たぶんサワタリはとくに隠れるつもりもなく普通に歩いてきたんでしょうけど、素のニンジャ野伏力が高すぎるせいで社員に声をかけるたびに「ウワーッ!」て驚かれてそう。

【後半へ続く】

◆この記事は、note限定エピソードの感想です◆
当該エピソードのほかにもサバジョとかのネタバレ100%なので読む際は注意しよう


この話、とてもヤバイです。頭の先からしっぽまでサヴァイヴァー・ドージョーなんです(#1はお試しで無料公開されているので、そこだけでもぜひnoteで読んでいただきたい)。
以下、感想というよりサバジョカワイイヤッター!全開でお送りします。


・唐突に地の文を務めるディスカバリー
なんできみはこんなにテンション高いの。普段のキャラと違う口調作ってるのがほほえましいよね。
ディスカバリー=サンの知性の高さは胚から作ったとはとても思えんが、ヨロシサンの廃棄社員を改造してニンジャにしたのかな。初期モデルを作った社員は軒並みケジメ・セプクを強いられたそうなので、もしかするとハイドラの生みの親がディスカバリーとかいう秘密が…(ないとは言い切れないのがコワイ)

・狂人に「正気かよ?」って言っちゃう
出会った瞬間からそうなんだけど、このひとは大将にわりと遠慮なくものを言いますね。
正気でないのは重々承知なのでしょうが、それでもツッコミ入れちゃうあたり、まだジャングルのノリに染まりきっていないようです。

・インゴット切れの苦しみを知らぬディスカバリー
もしかしてサバジョ内でああも常に飢えてるのってハイドラ=サンだけなのか。名鑑でも燃費の悪さが重点されてるしなぁ。
そういうディスカバリーもベイビー回では歩けないほどインゴット欠乏してましたけど、ジツを使うと消耗が激しいのかな。バイオニンジャのインゴット消費量がイマイチわからんのよね。ハイドラがたくさん食うことは確実なんだけど。

・短絡的な(だいたいあってる)
ディスカバリーのハイドラ評が実際ヒドイすぎる。が、ひとつも間違ったことは言っていないのだ。この直後にフロッグマンを「思慮深い」と褒めているのでますますハイドラがあほに見えてカワイイ。

・寝袋に入るみなさん
…あのう、セントールはどうやって寝るんですか?入りきらないよね?ハイドラもどう考えてもはみ出すんじゃなかろうか。タコめいてぶつ切りにすれば入るかもしれないが。

・飯よりインゴットを欲しがるハイドラさん
お前…お前ーッ!そこまでインゴットに飢えているのか!食べ盛りなのに食料よりも薬が優先って…5億円当たったらインゴット1年分買ってあげたいよ…
おさかな捕って自慢げな顔がセンパイというより猟犬だ。このひとサバジョの中でも妙に動物じみててカワイイですよね。

・さっそく川に落ちるハイドラさん
この子、出てくるたび毎回ヒドイ目に遭ってません?
アポカリプスでは出番をタダシイされ、三忍ではモータルのヨタモノごときに手首をケジメされる&全裸からのネギトロジェノサイド、オペレイション・レスキューじゃ誘拐洗脳されてタケヤリ殺(未遂)、ソイ・ディヴィジョンで激しい腹痛に喘ぎ、病み上がりなのにスリケンの嵐を受ける&首が吹っ飛んでポイント倍点、アンタッチド・ベイビー~でもインゴット切れでドリフめいて吐血…なんかもう、かわいそうな目に遭うために作り出されたバイオニンジャなのではないかと疑うほどゴアな仕打ちを受けている。
ハイドラさんも死なないからって無茶しすぎなんだよ。痛覚が鈍いんだろうか?そうだと信じたい。あれで常人並みに痛かったらあんまりじゃないか。

・これがナムだ(違う)
ちょっと待って、従軍ジャーナリスト妄想は初耳なんですけど?また胡乱な妄想バリエーションを増やしてヘッズのニューロンを焼こうとする!
「そうでもしなければ精神のバランスを取ることができないのだろう」というディスカバリーの冷静な分析がつらい。バランスとしては完全に左に落っこちてますけどね。
サワタリは書き下ろしだとナムが加速する傾向にあるなあ。いや、実際いつでもこうなのだがヘッズの自我とかに配慮して記述していないだけかもしれない。狂気!

・粗末な小屋
「妄想ではない」で腹筋が爆発四散しました。妄想のときもあるのかよ…
フロッグマン=サンの選択肢が「殺す」「捕まえて拷問」の2択でサツバツすぎるのだ!しかし赤黒の主人公は「捕まえて拷問した後に惨たらしく殺す」なので、私がサンシタだったらせめてサバジョに捕まるようお星さまにお祈りします。モタロ返却ミッションでは買収(?)を覚えていたので、3部までの間に彼も成長したのだなぁ。
一方サワタリは「恐怖からでは引き出せない情報もある」と非常にまともなことを言っているので、フジキドのほうが狂ってるとしか思えなくなってきました。

・我々はフリージャーナリストです
お前らのような胡乱ジャーナリストがいるかーッ!…いや、タコ追っかけたりマンゴーを仕掛けるジャーナリストがいたな…あっそうか、これ特派員の番外編だからか!それなら胡乱で当然だ。
それにしてもマント羽織るだけでけっこうごまかせるもんですね。大将なんかニンジャ装束着てるのにバーテンにナメられてミートソースつけてもらえなかったもんね。ていうかディスカバリー=サン、すでに地の文のメッキが剥がれて1人称が「俺」になってるぞ。
サワタリのほうも「あんた」って呼びかけるのは珍しいな、普段は「貴様」とか「お前」なのに。あっ…もしやこれが先の従軍ジャーナリスト妄想モードなのか?次回の特派員エピソードはサワタリ記者の妄想ナム戦記だ!乞うご期待!

・俺にはわかる
あのう大将…酔ってませんよね?素面ですよね?途中で変な自販機の粗悪ドリンク買ったりしてませんか。

・白い……悪魔……
すまんフロッグマン、なんでかブラックサンダーが浮かんでしまったよ…。あなたはまたそうやって無茶をする!なんかバイオニンジャってしょっちゅう痙攣しませんか。すごく良いと思います。
サバジョのみなさんは救命講習を受けているのですね?サワタリ=サンが「覚えておかんとジャングルで生き残れんぞ!」と一生懸命教えてくれたんですか?層がもう残ってねえよ!

「ニチョーム・ウォー」で木に縛り付けられるディスカバリーの妄想を見て「ニンジャが羽虫ごときに食われるかあ?」と疑問に思ったものですが、実際バイオニンジャでも集られたら半日で死ぬんだな。虫のほうもバイオ長虫とかなのでしょうか。あとハイドラ=サンまだ死んでないからねディスカバリー?!

サワタリの妄想、フロッグマンですら話が通じないほどひどいんだ…私が考えてた以上に重篤じゃないか。そんな狂人を「どうしようもねえアホ」の一言で済ませるフロッグマン=サンもだいぶおかしくなってきてると思うし、「わかってる」と返すディスカバリーも地味にひどい。

フロッグマン、喋ってないと落ち着かないのはわかるけど少し黙ろうか。ディスカバリーも困ってるでしょう。あなたはオペレイション・レスキューでも無理に喋ろうとして実況タグを安静にしてろチャントで埋め尽くしましたよね。そういうとこだぞ!(本日数回目の層が破れる音)

・この者は戦闘ストレス反応の興奮状態にある
お前が言うな案件。まあ「ジャングルの熱病で気が狂ったか」よりはまだいいけどさ。こういう言葉が出てくるってことは心理学か精神医学の知識があるんだな。大将へのソンケイがまた上がってしまうじゃないか。
この後、サワタリがなんかいいこと言おうとするたびに執拗に攻撃されるテンドンでかなり腹筋をやられた。

・文明の悪用者
それを言うならヨロシサンに言えよと思ったが、バンブーは否定できねえ…大将たぶん忍殺でいちばんバンブー虐待してるからな…「バイオバンブー」で検索するといちばん上にサワタリが出てくるので、彼自身がバンブーの精霊なのかもしれない。
サバジョがいつも動物ドキュメンタリーめいた捕まり方するのはボンモー意図的にやってますね?「そんなワケあるか!グワーッ!」から伝わる嘘いつわりのない慌てっぷりがじわじわ腹筋を追い詰めてきます。

・今日のサンシタ枠のエントリーだ!
フロストバイトみたいな名前のやつと、レジでバーコード読む機械みたいな名前のやつが出てきましたが、このエピソードは今回で完結なのであと数行で爆発四散することでしょう。ナムアミダブツ!
き、貴様、フロッグマンをサンシタと呼んだな?!ゆるさん!しかもまたサワタリを踏みつけた!なおのことゆるさん!
大将、今日だけで何回踏まれてるんだろうと思って数えたら、ファーリーマンに6回、サンシタに3回もグワーッされてました。9回踏まれても生きているので、大将のニンジャ耐久力は少なくとも通常の9倍あるということがわかりますね?(彼は真顔で書き終えた)

・今日のカワイイ枠の…ハイドラ=サン!
ハイドラチャン…ハイドラチャンじゃないか!アンパンマンみたいなタイミングで登場しやがって!
ここでドラチャンの爪は投網を切り裂けるほどの鋭さがあると判明しました。スマッホ打つときとか不便そうですが、ネイル盛りまくり渋谷ギャルは指の関節で器用にスワイプ動作をすると聞いたので、ハイドラもそんなふうに現代テックに適応しているのでしょう。

・何がなんでも名乗ろうとするフロッグマン=サン
いや寝てろよ!横になったままアイサツしたっていいじゃないの。「生き残り達が道場」のマキモノは、ブーブスで毎回デジーの服が破ける的なノルマなのか。
なんで彼だけいつも名乗りが少年漫画っぽいんでしょう。週刊少年ジャンプの表紙に描いてもらえそうな健全ニンジャです。ディスカバリーもやることないからってマキモノ支えるのに付き合ってあげないで早く寝かせてあげてほしい。

フロストなんとかに右と左でパンチ食らって吹っ飛ぶハイドラとサワタリがとてもコントだ。あなたがたベイビー拾ったときもそんな感じでしたよね。なんなんだ、カワイイ。

みんなにカラテが弱い弱いと言われ、自分でもそれを認めているディスカバリー=サン。そんな彼でも戦車のハッチを剥がすことはできるのだ。でもそれをスリケン代わりにぶん投げて首を叩き斬れるのは大将だけだろう。サバジョの使えるものは何でも使うところが大好きです。
そしてセントール=サンはジャンプ台として大活躍でしたね。2代目踏み台の称号とセンベイ1年分を捧げます。

特殊な化学物質を産出する岩盤と聞いてエメツがちらっと頭をよぎりましたが、これはラジオアクティブの何かなんじゃないかな。そりゃ暗黒メガコーポも目をつけるってもんです。現実にもそういう採掘&プラント事業ありそうなのが恐ろしい。
サバジョのみなさん、成り行きとはいえ、暗黒プラントを潰す・汚染廃液を垂れ流したショーユ工場を潰す・胸糞悪いクソ麻薬組織を壊滅…と、自然の裁きめいたことをけっこうやっている気がします。まさに現代のフェアリーじゃありませんか。

・ドーゾ、ヨロシク
な、なんだよお前ら…女子高生みたいな青春ムーヴしてんじゃねえよ。サヴァイヴァー女学院かよ。バイオニンジャたちがサワタリについてくる理由が言葉ではなく心で理解できた。どうしようもねえ大将だけどみんなそんなサワタリが大好きなんだろ!


◆総括◆
最初から終盤まで腹筋を殴られっぱなしで、特にサバジョクランは死ぬほど笑えます。ファーリーマンの加入エピソードなのにディスカバリーやフロッグマンのほうが目立ってるじゃないか。そして、全体を通してとても尊い(サバジョの話になるとこれしか言わない)。
みなさんも決断的にプラスしよう。バイオニンジャのシャードとかも読めてお得ですよ!


5部アニメ化の発表がある!と期待してたのに音沙汰なしですね。
関係者が「アニメ化したいけど、イルーゾォがいるから…」
躊躇しているのかもしれません。深夜でも放送できないと判断されたようです。


さて、ジョジョ展に行ったので感想を書きたいところなんですが
間田を見に行った帰りに車に轢かれて怪我したので
あちこち痛くてまだパソコンを長い時間さわれないのです。クキ…
轢かれる瞬間、なぜか虹村形兆の姿が見えた。守護神か?鈴美さんじゃあないのかよ!
すぐさま病院に運ばれて処置を受けましたが、
その間ずっと「わ~間田みたい、杜王町だから敏和とおそろいだ、エヘヘ…」「これはほとんどイルーゾォでは?」などと口に出してニヤニヤしていたので相当あやしい、というか脳をやられたように見えたと思います(実際けっこうぼんやりしていた)。イルーゾォの副作用だろうか。
結局、形兆兄貴が守ってくれたおかげで入院するほどの怪我もなく、
翌日には広瀬川のほとりできれいな石を拾ったり、
名取のイオンモールでニンジャスレイヤーの物理書籍を買うなどしていました。
いやまあ足が曲がんなくて引きずりながら歩いてたけど…大丈夫だって…
ちなみに車にぶつかるよりもタンスの角に小指をぶつけるほうが痛いです。
なのに後からこんなに痛くなるなんて卑怯だ。以上。

しかしまあ、デッサンが歪むほど殴られたくせに1ヶ月足らずで元気に学校へ行ってる間田はとても丈夫な体をしてますね。私もテニスをやっていれば、もっと早く治ったかもしれません。
でも、テニスはボールがものすごい速さで飛んできて本当に怖いので無理です。
あんなおそろしいスポーツを平気でプレイできる間田を小心者と呼んではいけない気がしてきました。


~ここで唐突に観光情報~
広瀬川の水は美しく澄んでいて、おもしろい石がたくさん落ちているし、静かだし、川遊びには最適です。
仙台市地下鉄「国際センター」駅から徒歩5分…10分?(うろ覚え) まあそんなには歩かない距離ですが、川が見えているのにしばらく歩かないと川べりに降りられないので、ややクキる。


強さを表すと
サーフィス>バイカー>間田>テニスボール か。
もしかして杜王町最強なのはサーフィス…?
ピアノも弾けるし、間田よりもいいとこだらけじゃあないか。
で、でも間田さんには体温があるから冬に布団に入れるとあったかいぞ!髪の毛もサラサラだし、それに触るとぷにぷにして…って、特長がほぼ猫とかぶってますね。なので間田はほとんど猫です。足りないのはしっぽだけです。

ようやく病気が治ってきました 人生でいちばん体調がいいのでは?
長年の熱が下がってウヒョルンですが、まだまだ体力がショボいので
間田に腕相撲で勝てるレベル目指して鍛えたいと思います



世間はお盆休みに突入しました。
お盆には死んだ人の霊が帰ってくると言われています。
杜王町やイタリアにも何人か、懐かしい人たちが顔を見せていますよ。


虹村家
億泰は「兄貴、おふくろ、お供えだぜ」といって、キュウリやナスに手足を刺す作業をしています。
この日のためにコンビニでもらった割り箸を貯めておいたのです。
親父さんも不器用ながら一生懸命に割り箸を刺しますが、ときどきナスを食べてしまうので数がだんだん減っています。そのことにちっとも気づいていない億泰は「あれ~?20個あったはずなのに…おれ頭わりいから算数間違えたかな」と首をかしげています。
それを見ている形兆。家族の顔を見たくてちょっと早めに帰ってきちゃったんですね。
「なんで気付かねーんだバカ、ナスが勝手に消えるわけないだろ」と心の中でツッコんでいたら、窓際で日光浴していた猫草に「なんだ?あやしいやつめ!」と空気弾をぶつけられ、慌ててバッド・カンパニーで応戦しています。これには母さんも苦笑い。死んでも気苦労が絶えなくて大変ですね。

東方家
じいちゃんの初盆、きっと警察関係者も集まってすごいことになるんだろうな。朋子さんはギャルっぽく見えてそういう集まりの対応はしっかりこなせる。そのギャップがいいんだよな~。仗助はたぶん億泰に付き合って割り箸をカットする作業をやらされているだろう。そんなにたくさん作ってどうするんだ?バッド・カンパニーが1人ずつ乗ってくるのか。

オーソン前
「ここへ来るのも久しぶりね、アーノルド?」「クゥーン」
お盆なので鈴美さんたちも故郷へ里帰りです。お父さんとお母さんも一緒に。
なんとなくこうなる予感がしてオーソンへ来た露伴先生、杉本夫妻に
「あ~露伴ちゃん!大きくなったわねえ、漫画描いてるんですってね、そこのオーソンで最新号を見たわよ~独特な作風だけどすごくイイと思うわ!」「本当に大きくなったなあ。娘がお世話になりまして…」
と話しかけられて押され気味ですが、君だけでも助かってよかったと肩を抱き合って再会を喜び合い、露伴の屋敷へ案内します。
「…露伴ちゃん、いったい何があったの?」「言ってなかったっけ?燃えたんだよ
迎え火に換算すると100件分くらいは燃えてますよね、あれ。

とある空き家
辻さんが亡くなった後、エステ・シンデレラに戻る者はありません。
美しい黒髪の少女と背の小さな少年が並んで花束を供えていると、鍵がかかっているはずのドアが開いて…
「あら~わざわざ来てくれたの?中に入ってお茶でもどう?今はもう男子禁制じゃあないのよ~」
といっても茶葉もカップもないので、康一くんが持ってきたお中元のジュースを3人で分け合って、のろけ話に花が咲くのでした。

川尻家
しのぶは、本物の川尻浩作が死んでしまったことを知りません。今も帰りを待ち続けています。早人はせめて自分だけでもパパに何かしてあげようと、お小遣いでお花の形をしたお菓子(何ていうんだろう、食べると砂みたいな味がするやつ。落雁だっけ?)や果物を買ってひっそりとお墓に供えます。

杜王町の人々
重ちーの家。
大好物のサンドイッチにお菓子が山ほど供えられるのだろう。立派な祭壇。愛されていた、いや、今も愛されているんだなあ…。
「仗助さん、億泰さん、おらが貸した1000円返すど!」「感動の再会なのに来て早々これかよ!」「金なんか借りたっけ?」「ほら『吉良吉影は静かに暮らしたい その①』を見るど、6月24日に1000円貸したはずだど」「お前そういうことはよく覚えてんなあ」

乙さんはじめ行方不明になった人々は弔いもされない。悲しい。
吉良は天国も地獄も行けずに変な場所で永遠に苦しんでいるから安心して眠ってくれ。

そんな吉良にも死を悼んでくれる人はいる。
「吉良、あんなことになってしまって残念だ。安らかに眠ってるんだか眠ってないんだか…」

アンジェロ岩
なぜか花が供えられている。なんかの記念碑と勘違いされているらしい。

間田
家族全員で親戚の家へ行って墓参り。見てくださいよ、この行きたくなさそうな顔。
「おっきくなったねえ」って言われてるけど、あんまり大きくなってないぞ。どうでもいいけどじいちゃんばあちゃんって何歳になっても「この間おむつ替えてやってたのにねえ」って言いませんか?

刑務所
反省した音石は、お盆に形兆のことをちょっとは思い出してくれるだろうか。
殺害に関しては音石がスタンドを発現してなかったら死んでたのでお互い様ではある。


ネアポリス
ジョルノがお花を作ってくれるが、ナランチャたちのは綺麗なひまわりやポピーなのに、暗殺チームにはドクダミとかヨウシュヤマゴボウとかのろくでもない花ばかり。一応作ってくれるだけマシか。当の暗殺チームは悪いことをたくさんしたのでネアポリスに帰れず、お盆休み返上で地獄の仕事をさせられている。
「暑くて死にそうだぜ」「死んでるけどもう1回死にそう」
え、イタリアにお盆はない?あることにしないと暗殺チームの出番がないじゃあないか。
スクアーロとティッツァーノはボートに乗ってベニスヴェネツィア観光をしています。
チョコラータとセッコはあまりに悪人なので地獄の巨大芋煮鍋で溶かされてしまいました。安心ですね。
ノトーリアスは相変わらず波を追っています。船で帰省される方はお気をつけて。
今日のボスは「キュウリの馬に蹴られて死亡」でした。

暗殺チーム、墓を作ってもらえたかなあ。イルーゾォはもうポンペイ遺跡がまるごと墓みたいなもんだからポンペイ市民の幽霊と仲良くしてください。現代イタリア語が通じるだろうか?


墓といえば、トニオの店を見つけたとき、億泰は「いつの間にできたんだ」、仗助が「この先は霊園だぜ」って言ってるんですよ。
これ、億泰はわりとマメにこの場所に来てるってことですよね。店ができる前を知ってるんだから。初めての場所だったら「こんなところに店があったのか」と言うでしょう。
…もしかして、いつも形兆の墓を見に来てる?
泣いちゃうじゃあないですかこんなの…
霊園の側っていうと立地が悪そうに思えますが、周りに民家がなくて広々としているし、墓参りを兼ねておいしいもの食べに来られるのはいいですね。アニメ最終話で虹村一家がイタリア料理を食べてるシーン、もしかしたら形兆もすぐそばにいるのかもしれない。そう思うとちょっと嬉しい気持ちになります。


間田の誕生日がお盆だったらケーキの代わりに落雁を出してやろう。
プレゼントはもちろん、ナスとキュウリです。

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